車屋はオークション会場で中古車を購入する
車屋が中古車を仕入れる場合には、オークションで購入してくることがあります。オークションと言ってもいきなりセリに参加するのではなくて、事前に下見をすることができます。下見のときに車両の状態を各自で検査を行い、いくらの金額なら購入するかを独自の購入金額を決めます。下見の状態からセリまでの間、車のキーは付きっぱなしなので自由にエンジンをかけてエンジンの状態を確認することが可能になっています。
車両の金額は出品者がオークション会場の担当者にスタート金額と最終落札金額を伝えます。中古車を購入しようとする車屋は手元にあるスイッチを押すことで数千円単位で金額が上がっていきます。出品者が担当者に事前に伝えてある落札金額に一番最初に辿り着いた車屋が車両を購入することができます。インターネットが進んできたので、オークション会場へ足を運ばなくても事務所からセリに参加することが可能になっています。
落札後には万が一、不具合がある場合には一定の期間内なら出品者に対してクレームを出すことができますが、クレーム申告用の正式な書類によってクレームを出すことができます。基本的には返品はできませんが、場合によっては減額や返品をすることが可能ですが、基本的には返品は不可となっています。落札した車屋は一定の期間内に必ず、名義変更の手続きをしなければいけません。オークションで落札者が決まらない場合には、再度オークションに出すか車両を持って帰るかを決めます。
中古車のオークションには様々な人が関わって成り立っています。